inheritance話し合いによる
早期解決をあきらめません

話し合いによる早期解決をあきらめません

弁護士といえば、訴訟というイメージが強いかもしれません。もちろん、調停や訴訟が重要であることは言うまでもありません。
しかし相続などの場合、裁判手続をとることで、長期化、弁護士費用の増加、身内の仲がこじれることがあります。弁護士に頼むと面倒だと思われる原因もこのような点にあるのではないでしょうか。
当事務所では、遺産分割や相続に関する話し合いをより早期かつ円満に解決できるよう、裁判手続の前、あるいは裁判中でも、相手との話し合いをあきらめず、粘り強く示談による最良の解決を目指すことに努めています。
ご依頼者から、最後に「思っていたより早く解決して、身内がこれ以上もめずにすんでよかった」

話し合いによる早期解決をあきらめません

ご依頼者から、最後に「思っていたより早く解決して、身内がこれ以上もめずにすんでよかった」「裁判手続の前に解決して費用面でもよかった」と言っていただけることが、何よりのやりがいになっています。

「話し合い」で解決する相続の流れ

「話し合い」で解決する相続の流れ

  1. ご相談

    01ご相談

    相続人・遺産の確認、整理

    POINT「真意」を聞き出す

    問題に感じてらっしゃることや相続人の関係、ご相談者の「思い」を、まずはしっかりと聞き取ります。ご自身さえ気づかなかった「真意」まで聞き出すことが、弁護士の役割です。
    状況を整理し、「何がしたいか」を明確にすることが大切と考えています。そのうえで考え得る限りの方針をご説明します。

    • 相続人と争いの有無
    • 遺言の有無
    • 資産(はっきりしているもの、あいまいなもの)
    • 負債(隠れた負債はないか)
    • 税務申告の有無
    • 生前贈与・特別受益・費用支出の有無 等
  2. 弁護士に委任

    ご相談時に方針と費用についてご説明した後、ご家族・知人の方と弁護士への委任をご検討ください
    (費用見積・委任検討のための初回相談は無料です)。

  3. 事実調査

    02事実調査

    財産調査

    POINT交渉前のベース作り

    財産の中身を丁寧に聞き取り、必要に応じて調査し、整理します。トラブルになりやすい不動産や有価証券の公正な価値評価をし、相続財産分割のためのベースとなる財産額を算出します。資料作成を行い、相続人間での話し合いに備えます。

    • 預金、保険、株式、動産の財産の額
    • 不動産の所有者・状況調査、価値評価
    • 貸付金など債権の調査
    • 存在があいまいな財産の調査
    • 負債額の調査
    • 治療費や税金・光熱費など立替費用の有無
    • 準確定申告・相続税申告の有無

    相続人調査

    • 被相続人の戸籍調査により相続人を確定
    • 居所不明相続人がいる場合の対応
    • 各相続人の現住所調査
    • 各相続人の言い分の聞き取り

    特別受益・寄与分などの調査

    POINT念入りな聞き取りを

    相続人の言い分が分かれるポイントでもあります。贈与・支出の証拠があるか、相続人間で見解の相違があるかなど、事前に聞き取ることで交渉のための下準備をします。

    • 生前贈与の有無
    • 住宅購入資金・婚姻費・留学費用等の特別の受益
    • 療養・介護、家事従事など被相続人への貢献の有無
  4. 法律・判例調査

    03法律・判例調査

    POINT各々の言い分を法的に評価

    ご依頼者の聞き取りから想定する各相続人の言い分が、裁判になった時に通るのかを事前に調査し、裁判になっても困らないよう準備をしておきます。相手にも根拠となる法的評価を伝えて共通の認識を得ることで、裁判にまで発展させない交渉がしやすくなります。

    • 問題点について裁判例の有無や法的根拠の調査
  5. 交渉

    04交渉

    他の相続人への連絡・交渉

    POINTあきらめず、
    しっかり話し合います

    相続人の関係があまり良くない場合や、関係が良くても面と向かって財産の主張をしにくい場合は、弁護士が間に入って交渉を行うことが効果的です。弁護士が関与することが相手にプラスに受け取められない場合は、弁護士がアドバイスを行い、ご依頼者自身に連絡していただくケースもあります。
    各相続人の意向をしっかりと聞き取り、各々が優先するポイントを明確にすること、その上でどう分割するかについて、あきらめず、しっかりと話すことを重視します。

    • 弁護士がアドバイスをし、ご依頼者本人が連絡
    • 内容証明郵便の発送
    • 弁護士が電話連絡、面談
  6. 調停・審判

    どうしても話し合いで解決できなかった場合は、裁判所の調停・審判手続きを検討します。
    費用については別途お尋ねください。

  7. 相続手続

    05相続手続

    POINT税理士とも連携

    協議書がまとまったら、金融機関の払戻手続、保険・有価証券等の名義書き換えをします。税金の修正申告、不動産の登記についても、普段からお付き合いのある税理士・司法書士をご紹介し、ワンストップサービスで行うことができます。

    • 協議書・公正証書の作成等

遺言の作成について

遺言の作成について

相続が発生する前に、
予め相続人間の争いを防ぐため、
遺言の作成が有用です。

相続が発生する前の
公正証書遺言パック

ご相談、遺言書作成、戸籍謄本等必要書類の取寄せ、立会証人、
遺言書の保管までの公正証書遺言パックをご用意しています。

実費別198千円(税込)